FA-1について
FA-1は、以前作成した「F5.6」のSF的な要素を抽出し、再構築した書体です。
もとのF5.6は機械彫刻用標準書体のデザインと、(古き良き)SF作品に登場するような直線主体の書体のデザインをミックスしたものでしたが、機械彫刻用標準書体の要素は先に公開した「F1.8」の方でまとめ直したので、残ったSF的要素を取り出して新たな書体として作り直しました。
基本的に骨格には水平・垂直・45°の直線のみを使用し、低解像度向けのビットマップフォントのような雰囲気を出しつつ、コーナーRを大きめにつけることで固い雰囲気になりすぎないようにしました。
根本的な部分は、OVA「戦闘妖精雪風」の作品内で使用されている書体を参考にしています。オリジナルの持つ雰囲気を取り入れつつ、個々の文字は読みやすさも踏まえて1からデザインしました。